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2017年07月07日

第4話の3:パタヤ・ソイ6で年増女を値切って遊ぶ

(長い話です。その1からお読みください)

店内に入ったが、まだ腰は下ろさない。その前にやることがある。

飲み物代金も店によって違うし、初めての店でボラれるのもいやだから、注文するのは値段を確認してからだ。

「ビールいくら」

「75バーツよ」

「OK」

ゴーゴーと違って給仕はいないので、エンマが自分で注文をさばく。

持ってきたのは、よく冷えたタイビールの中瓶だ。

ハイネケンのロゴのついた、保冷用の丸いスポンジ製ホルダーに押し込んである。

この、タイのバー定番のスポンジ製ホルダーはなかなかの優れものだ。

保冷機能がある上に、汗をかいたビール瓶を触っても手が濡れないし、さらに細い中瓶の直径を太くして、安定感ももたらしてくれる。

中瓶にホルダーは付いてきても、グラスは付いて来ない。ホルダーをわしづかみして、ラッパ飲みだ。


エンマはテーブルをはさんで座りながら、

「どこから来たの」

お約束の質問が来る。

中肉中背。近くで見ると、顔立ちは整っている。色も黒くない。年増でも、商品価値は充分にある。

「シンガポール」

シンガポールの華人に成りすます。(その1参照

「さっき1500バーツの子にふられたけど、1500って高くないか」

「あらそう、私なら1000でいいわよ」

いきなり随分安くなるものだが、年増料金か。それとも「シンガポール人」がきいたか。

いくら年増でも、日本人にはここまでは下げないのかも。

面白い、ここからどれくらい下げるか、ひやかしで値切ってみよう。

値切り過ぎてまたふられても、今度は年増だから惜しくないし。

(CMのあと後半に続く)

「1000バーツは高いかも」

「今はどこでもそうよ」

「800バーツは?」

「それは昔の値段。今は何でも値上がりしたの」

さすがはベテランだ。客あしらいがうまい。交渉事はこうでなくちゃ。

「昔に戻れないかな」

「ノー」

「なぜ?」

「うーん…、それはね…」

エンマはそれが癖なのか、赤いマニキュアの爪を指の腹で磨きながら、答えを考えている。

あるいは不毛な会話に嫌気がさして、考えることをやめたかのどっちかだ。

ここは助け舟を出してやるか。

続く
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