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2016年01月12日

第3話の3:タニヤ若鮎をほぐす

(前回から続く)

マリと二人きりにされ、とにかく沈黙はダメなので、話しかけた。

「ハウ オールド アーユー タオライ」

前半の「ハウ オールド アーユー」は英語で歳を聞く言い方、後半の「アーユー タオライ」はタイ語で歳を聞く言い方だ。

なぜか偶然「アーユー」が共通しているので、こういう芸当ができる。

英語とタイ語のチャンポン語が面白かったのか、笑いながら

「トェンティワン」(21歳)

英語で答えてきた。

ほぐれたところで、あとは英語と片言タイ語のチャンポン語で、ほめちぎる。

目が大きくてかわいいとか、服のセンスがいいとか、とにかく思いついたことは片っ端から口に出す。

女はとにかく何でもいいからほめて、ほめて、ほめまくれば、気をよくして、ほぐれて行くのだ。単純なものだ。


飲み物がやってきた。

飲み放題だが、お代わりをその都度注文するらしく、ボトルは来ないで、水割りに氷の浮いたグラスだった。

それと、無理やり注文させられたレディードリンクだ。

とりあえず、ぎこちない乾杯のまねごとをして、一口飲んだ私の水割りは、「ウッ」と言いたくなるしろものだった。

ウイスキーを水で割った物ではなく、「水をウイスキーで割った物」としか言いようのない、薄い薄い水割りだった。

「ウイスキーの味のする水」と言えば、実感してもらえるだろうか。

「ウイスキーの味よりも、水の味の方が強かった」と言えば、さらに実感してもらえるだろうか。

「勘定の水増し」は予備知識があったが、「酒の水増し」があるとは知らなかった。

(なるほどね、こうやって儲けるのか)

まあ飲み放題の料金自体が安いから、ガバガバ飲まれたら損するんだろうが。

これだったらビール飲み放題の方がましだった。まさかビールを水増しはしないだろうから。


おっと、酒より大事なものがあるんだった。

マリはカタコトの日本語に加えて、英語もできた。発音もいい。

タニヤで日本語はともかく英語がうまい子は想定外だったので、なぜ英語がうまいのか聞くと、まだ学生だという。

(ホントかー?)

本当かウソか確かめるため、専攻を聞いてみた。

「アカウンティング」

即答が返ってくる。アカウンティングというのは会計学か。本物だ!

ぎこちない態度のわけは、これだっのだ。

でも、何で女子学生がタニヤなんかに?


続く


タグ:大学 学生

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