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2015年08月30日

第1話の5:連れ出しを決意する

(長い話です。その1からお読みください)

そうこうしているうち、踊りの交代時間が来て、ノイもステージに戻って行った。

ずっと気になっていた、「丘陵地帯の奥に砦はあるのか」の謎がとけて、すっきりして、あらためてステージの踊りを見ると、また違って見える。なにやら新鮮な気分だ。

だがあの全員が、実は中に最後の砦もなく、丸出しの無防備で踊っているとわかると、何やら同情もしたくなる。罰ゲームを受けているようなものではないか。

だが代わってやるわけにもいかないし、同情するだけでは、向こうにとって何の足しにもならない。

せいぜい、彼女たちの実入りが増えるように協力してやるくらいしか、出来ることはない。

踊りが終わって戻ってきたノイに、もう一杯ドリンクを馳走してやり、近くで所在なげに座っていた友だちにも、ついでにおごってやった。

彼女たちはドリンク1杯につきいくらと、給料とは別に、店から貰えることになっている。いわばボーナスのようなものだ。

ご馳走してやればやるほど、収入が増える仕組みになっている。

おごってもらった子たちは律儀に

「コップンカー」(ありがとうございます)

と私に手を合わせる。

すれっからしの筈の子でも、時には普通の子に戻って、こういう律儀さを見せるところが、タイのいいところだ。


おごってやったことで気安くなった友だちが、しきりに

「ノイを連れ出しなよ」

と、はやし立てる

ただ面白がっているだけなのか、それとも友だちの商売繁盛を応援しているのか、それとも、うじうじしている客のケツを蹴っとばしているのか、もしかしたら、その全部か。

いずれにしろ、悪い気はしない。

普通は連れ出すときは、まず本人にデートの申し込みをして、承諾を取らないといけないのだが、今回はノイの方から誘ってきたので、その必要はなかった。

(これも後からノイに聞いた話だが、普通自分からは誘わないのだが、実年齢よりも遥かに若く見えるといわれて、舞い上がっていたそうだ)

「一緒にしごとしようよ、30分でOKだから」

「え〜、30分?」(さっきは1時間だったような)

「でもこんなかわいい子と、30分なんて勿体ないよ。4、5時間は楽しまないと」

「キャハハ、あなたそんなに強いの?」

タイ最後の夜は、かわいくてノリのいいこの子とすごすことに決心した。

念のため、店に払う連れ出し料をノイに聞いた。店としては、女の子が一人でも減ると、その分儲けも減るので、連れ出す客は、その分の損失期待額を店に補填しないといけないのだ。

補填額は店によって違うが、その店は600バーツだという。ぼったくりではなく、適正な金額だ。

今思うと、実はここでもう一つ大事なことがあったのだが、はじめての体験で頭に血が上り、正常な思考ができなくなっていたのだろう。すっかり忘れていた。


続く



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posted by 河道 at 10:10 | Comment(0) | 第1話:短髪ノイの白い桃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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