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2017年07月03日

第4話:パタヤ女に舌を抜かれそうになった話

その1:パタヤ・ソイ6ガールズバー街の賢い遊び方

聖都(セイの字が違うが)パタヤの夜遊びと言えば、まずはウォーキングストリートのゴーゴーバー密集地帯だが、その次に控えるのが、ソイ6のガールズバー街だ。

「ソイ(ソーイ)」というのはタイ語で「通り」という意味なので、ソイ6は文字通り「6番通り」ということになる。

地図を見ると、確かにこの通りは北側から6番目の通りになっているので、納得できる。(車も通れないような細い路地には番号はつかないので、念のため)

パタヤ海岸近くにあるこの一直線の通りは、両側にガールズバーがひしめいて、丸ごと男子専用の街になっている。

soi6s.jpg

一回1000〜1500バーツの低料金で昼間から軽く遊べる場所として、聖都パタヤの重要な一角を成している。

料金は協定料金というのはなく、店によって、また女の子によって違ってくる。当然若い子は高いし、年増は安い。

その都度交渉して料金を決めるわけだが、形はバーということになっているから、ビールでも飲みながらお互いの要望を出し合い、交渉して合意に至るのだ。

合意後の実行手続きは上階の部屋で、当事者だけになって行うのだが、その部屋代は店のサービスではなく、客が払うことになっている。部屋代も店によって違う。

したがって、女の子が提示する額は、交渉料金と部屋代ということになる。最初から「部屋代込みで○○バーツ」と提示する店もある。

後払いになるか前払いになるかは、客の風体で決めているようだ。向こうも商売だから、食い逃げは困るだろうから。

(CMのあと後半に続く)



相手をしてくれる子は、よりどりみどりで選べるようになっている。

店は表に面してカウンターがしつらえてあり、そこに女の子が店によっては鈴なりになって、客待ちをしている。

その前をじっくり見分しながら歩いて、好みの子を探すのだ。

客待ちしている女の子はヒマだから、歩く人を観察している。

こっちが向こうを見るだけでなく、向こうもこっちを見ているのだ。

当然鈴なりの視線が押し寄せてくる。

中にはこっちを見ながら隣の子とヒソヒソやってるのもいるが、あれはきっと、逆にこっちの品定めをしているのだ。

だが一対多だからといって、気落ちしてはいけない。

あまたの視線をはね返して、上玉を探すのだ。


1回歩いただけでは見落としがあるので、何回も往復して探すこと。

通りはもう午後3時頃から動き出すが、灼熱の太陽の下でテクテク歩いていると、汗だくになる。

太陽がパタヤ湾に沈み、涼風が吹きはじめた頃が歩き時だ。


ど真ん中ストライクの子が見つかったからといって、交渉もせずに、いきなり上で戦争をおっぱじめることはできない。

はやる悍馬をなだめながら、まずは料金交渉だ。

こんなとき日本人とわかると、必ずふっかけてくる。

日本人男の財布の厚みと、財布とフンドシの紐のゆるさは、タイの夜の観光業界では何十年も前からの常識なのだ。

ふっかけられてもいいのなら何も言わないが、それは許せないと言うなら、ツイッターで仕入れた情報だが、、シンガポールの華人になりすますという手もある。

私もその手を使わせてもらった。

続く
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2017年07月05日

第4話の2:パタヤ・ソイ6で大魚を逃す

昼間あれほど隆盛を誇った灼熱の太陽も、いつかはパタヤ湾に沈むときが来る。

暑さでヘタった昼のパタヤが、夜のパタヤにシャキンと変貌する時間だ。

待ちきれない私は、沈む太陽と競争するかのようにして、すでにソイ6を物色して歩いていた。

一人目は不漁だった。

タイは知らないが、日本なら選挙権が初めて貰える歳ほどに若い子だった。

色白で、美形で、スタイルも、服のセンスもいい。

何でこんな子がこんなところに?と思えるほど、全拍子揃った子だった。滅多にお目にかかれない掘り出し物だ。

料金を聞いてみたら、「オール(部屋代込み)で1500バーツ」という。

ソイカ(バンコクのカウボーイ通り)仕込みの英語でやったので、日本人とは気取られなかったはずだ。

してみると相場ではあったのだろう。だが助塀心を出して、値切ってみたのがいけなかった。

戸惑った顔になり、奥に行ってママらしき女と相談している。

値下げはダメと言われればダメで、言い値でもよかったのだが、戻ってくることなく、以後無視された。

適正料金にケチをつけた報いか。

今思うと、あの子は客あしらいもできないほどウブだったのだ。もしかしたら初物だったのかも知れない。

そんな子を値切って困らせるなんて、申し訳ないことをした。それ以上に、勿体ないことをした。

(CMのあと後半に続く)



傷心の面持ちで、夕暮れのソイ6をトボトボ歩いていたときだ。

その女は、目が合うとニッコリして、中に入れと手で招いたのだった。

女の子が3,4人位しかいない小さな店だった。

20代半ばか、ヘタすると後半か、ネックレスに黒のニットを羽織っている。いわゆるシックな装いだ。

若くもないので食指は動かなかったが、酸いも甘いも噛み分けた風の女だ。傷心の愚痴を聞いてもらう相手に不足はない。

操り人形のような足取りで、中に入った。

ちなみに店内で女の子と話をするだけなら、払うのは酒代だけでいいので、大した出費ではない。


その女を、これからエンマと呼ぶことにする。もちろん仮名だ。

エンマ大王のエンマだが、なぜ閻魔大王なのかは、大詰めでわかることになる。

それまでは例によって話が長くなるかもしれないが、ガマンして付き合ってもらいたい。

大詰めでは必ず満足してもらえることを約束する。

続く
タグ:値切り

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2017年07月07日

第4話の3:パタヤ・ソイ6で年増女を値切って遊ぶ

(長い話です。その1からお読みください)

店内に入ったが、まだ腰は下ろさない。その前にやることがある。

飲み物代金も店によって違うし、初めての店でボラれるのもいやだから、注文するのは値段を確認してからだ。

「ビールいくら」

「75バーツよ」

「OK」

ゴーゴーと違って給仕はいないので、エンマが自分で注文をさばく。

持ってきたのは、よく冷えたタイビールの中瓶だ。

ハイネケンのロゴのついた、保冷用の丸いスポンジ製ホルダーに押し込んである。

この、タイのバー定番のスポンジ製ホルダーはなかなかの優れものだ。

保冷機能がある上に、汗をかいたビール瓶を触っても手が濡れないし、さらに細い中瓶の直径を太くして、安定感ももたらしてくれる。

中瓶にホルダーは付いてきても、グラスは付いて来ない。ホルダーをわしづかみして、ラッパ飲みだ。


エンマはテーブルをはさんで座りながら、

「どこから来たの」

お約束の質問が来る。

中肉中背。近くで見ると、顔立ちは整っている。色も黒くない。年増でも、商品価値は充分にある。

「シンガポール」

シンガポールの華人に成りすます。(その1参照

「さっき1500バーツの子にふられたけど、1500って高くないか」

「あらそう、私なら1000でいいわよ」

いきなり随分安くなるものだが、年増料金か。それとも「シンガポール人」がきいたか。

いくら年増でも、日本人にはここまでは下げないのかも。

面白い、ここからどれくらい下げるか、ひやかしで値切ってみよう。

値切り過ぎてまたふられても、今度は年増だから惜しくないし。

(CMのあと後半に続く)



「1000バーツは高いかも」

「今はどこでもそうよ」

「800バーツは?」

「それは昔の値段。今は何でも値上がりしたの」

さすがはベテランだ。客あしらいがうまい。交渉事はこうでなくちゃ。

「昔に戻れないかな」

「ノー」

「なぜ?」

「うーん…、それはね…」

エンマはそれが癖なのか、赤いマニキュアの爪を指の腹で磨きながら、答えを考えている。

あるいは不毛な会話に嫌気がさして、考えることをやめたかのどっちかだ。

ここは助け舟を出してやるか。

続く
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