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2017年06月01日

第3話の14:若鮎の洗いをまず舌で

(長い話です。その1からお読みください)

大詰めのあらすじ:

自滅した若鮎は、自分からまな板に乗ってきた。天の助けと、若鮎料理を始めたとたん、ツルリと逃げられたのだった。

(いよいよ大詰めです。大事な部分を見落とさないよう、必ず「続きを読む」に進んでください)


若鮎はすんでのところでツルリと逃げて、バスルームに姿を消した。

中で念入りに魚体を洗っているようだ。

その間に、若鮎料理の用意を万端にととのえて待った。


ほどなくして遠くのシャワーの音がやみ、カチャリとバスルームのドアの音がして、マリが姿をあらわした。

タイ女のお約束で、白いバスタオルを胸までしっかり巻きつけている。

交代に、私もシャワーに行く。

きれいに洗われた若鮎の洗いをこれから楽しむというのに、こんな汗で汚れた体では、鮎に失礼だ。

さっきから硬度充分になっている包丁をとくに念入りに洗う。

慌ただしく体を拭いて、あちこち濡れた体のまま、急いで歯を磨いた。

鮎は香魚といって匂いも楽しめるというのに、口臭がする口で味合うのでは、鮎に失礼だ。

バスルームを出ると、若鮎は白布のピンと敷かれたフカフカのまな板の上で…

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2017年06月03日

第3話の15:若鮎の立ち食いを楽しむ

(長い話です。その1からお読みください)

(いよいよ大詰めです。大事な部分を見落とさないよう、必ず「続きを読む」に進んでください)

香魚の分泌腺は、香りはそうでもなかったが、味は、海を回遊した記憶なのか、ほのかな海の味がした。

香りと味はたっぷり味わったので、次はいよいよ、引き締まった肉を賞味する番だ。

硬度充分になっている包丁に防菌用の袋をかぶせる。

いくら若鮎とはいえ、雑菌を持っている可能性はゼロではないし、逆に包丁から若鮎に雑菌を移しては、鮎に申し訳がない。

ナマ物を扱うときは、安全対策には念には念を入れないといけないのだ。


まずは立ち食いを楽しもう。

寝かしてある若鮎をまな板から起こし… 

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2017年06月05日

第3話の16:若鮎に立ち食いされた

(長い話です。その1からお読みください)

(いよいよ大詰めです。大事な部分を見落とさないよう、必ず「続きを読む」に進んでください)

若鮎の洗いを楽しむ中で立ち食いを始めたのだが、獲物は、可愛い顔には予想もつかない行動に出た。

どんな行動かと言えば、例えば自転車をノンビリこいでいたら、自転車がいきなりバイクに変身して、自分から走り出したようなものだ。

何のことか、うすうすは分かるかもしれないが、もしわからないならわかって貰えるまで、この場面はたっぷり語ろうと思う。


ただ単に若鮎を料理して食べただけなら、どこにでもある話だ。わざわざ「第○話」なんて、大げさに語る必要もない。

この先の若鮎の変身ぶりが空前絶後だったので、こうやって記録する価値があると判断したのだ。

変身ぶりのヒントは、若い盛りと、本物の立ち食いだということ。

前回は刺又(さすまた)なので、入り口の前を行ったり来たりしただけだから、まだ本当には食ってないのだ。

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